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ペリオンに眠る
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吊り革につかまって寝てみます
昨夜はブログ更新のあと、1時間弱かな、チビケン&ケンエリでゾンビをやってましたよ。
チビケンさんは60歳になってました。去年の8月だったかに生まれたケンエリがいまだに63歳なのに、生意気です。生意気なんだけど、これをご本人を目の前にして言うと、いわゆる「エンコが飛ぶ」状況になりそうなので、ぐぐっとF8で「おめでと!」です。F8=ウィンクです。あひゃひゃ。

それにしても、ゾンビをやってるとスルスルとレベルが上がるんだよなあ。これはイカンです。ケンエリの位置づけは、ガンガンとレベルを上げるものでは無いのです。今夜inができたら、火ドレあたりと戯れてみようかと思ってます。なんか違うような気もしますが。ケンエリは聖魔でした。

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ファンカデリック!

遅くなりましたがご返事であって、これが今回の肝。
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by fabken | 2006-05-30 07:49 | ケンエリ
魔法図書館の目録を知りたいです
さてもさても、梅雨に向けて全開ですなあ。風もビミョーに湿気を帯びていたりして、「あ~あ」な雰囲気です。
アレですね、野菜が高くなってきてますね。一人暮らしなワタシは、キャベツなら1/4、白菜なら1/8(で、いいのか?)な、小口消費者なんですが、それでもジワジワと財布に響く値段になってきてます。このあたり、生活臭が丸出しです。
近頃は、価格安定なゴーヤにお世話になってます。苦いのがまたいいです。ゴーヤ的人生はイヤですが。炒めると、なんであんなにプラスティックなカンジになるか不思議です。「不思議だなあ」って思っているうちに食べ終わっちゃうので、いまだに謎は解明されてません。



さて。
ケンエリさんも、そろそろプリーストがなんだか見えてきたりしてるのですよ、これが。
50歳以降ずっとレイスレイスレイス!な日々だったりして、黒字ではあるんだけど(これはびっくり!)、ちょこっと退屈カモーな日々でもあったんですが。
テレポートがMAXになると、うーん、地下鉄での移動が格段に楽に、そして面白くなりますな。
最下段を←から→へと、ヒールアタックで集めて集めて、うぉりゃ肉弾戦!っていう楽しみも「なかなか乙ですな、ご主人」な雰囲気です。

齢60にして、ゾンビにも本格的に挑戦してみましたよ。
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INT16のアナカムンを借用させていただいてるせいか、うーん、かなり戦えるようになってますね。
でね、これ思ったんですが。
クレリコのヒールアタック肉弾戦と、ナイトのコマ肉弾戦ってね、考え方が微妙に似てるカモしれないです。



ナイトの場合、これはワタシがこのブログで散々書いてきたことなんですが、複数攻撃のコマをいかに有効に使えるかで面白さが変わるワケですね。あえて効率ってコトバは使わないです。面白さ、ね。
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これは、あまりお手本にはならないコマ発動の瞬間ですが。理想は一番右のバイキングと重なるようにして発動するべきですね。自分の位置よりやや後ろでも、コマには当たり判定があるので、巧くやれば、ここにいる3体のバイキンは巻き込まれます。
つまりね。ナイトってのは、そうするための位置取りを常に頭に入れておかないと、単なる一発屋で終わるワケですね。エリケンなんかはそういうコトが多いですが(´・ω・`)。
3体以上の敵が沸いたとき、コンボカウント(グルグルね)を計算しつつ、どこでコマを使うか、短いリーチの中でどこまで巻き込めるか、ここが勝負っていうか、アレですよ、楽しさなワケですね。

クレリコも同じだなあと。当然ヒールの届く範囲は剣士とは比較にならないんですが、テレポートを使って、集団に周り込んで多くの敵を巻き込んでみたり、ゾンビの場合だと、気絶ポイントから常に外れているように微調整する。これがほんと楽しいんですね。
かつて、今は辞められたプリーストの方に「プリは肉弾戦になるんだよ」って言われたコトを、今になって実感してますね。パートタイマークレリコとしては、いささか僭越とは思いつつね。
うーん、少なくとも3次転職まではクレリコ・ケンに留まりそうです。楽しいです。ほんと。



楽しいといえばさ。
この週末は、レベルを上げてゴー!ではなくて、むしろ狩場でまったりハナシをするコトが多かったですね。ブログ読者の方にも声をかけていただいたりで。こんなヘタレブロガーでも、声をかけるってなかなか勇気がいるような気もするんですが、ほんとありがとうです^^

さて、客人その壱は。
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なんだか、すっごく嬉しそうです。グリュンヒルです。こいつを振り回せば、戦士ならみんなご機嫌bです。ちなみに某凄腕プリーストの秘蔵っ子です。性別を超えて楽しんでるみたいです。いいよね、こういうのってさ。「おす!」「よろ!」「あり!」で、そこんとこは乗り切れますb

小僧・ケンエリさんの自前装備は、頭に締める「孫悟空の鉢巻」のみという、恐ろしい小僧なんですね。あとは全て提供いただいたり、お借りしてるんですが。
このウレシそうなグリュンヒルな男の子からも、かなりのご協力をいただいてます。ケンエリさんの武器は、ウレシそうなこの方からお借りしたフェアリーワンドなんですが、あなどるなかれ、INT10・魔力71の「違いの分かる」フェアリーです。見た目は一緒ですが。
久しぶりにイロイロと話せて楽しかったですねー。そだ、決定おめでと!



そして。客人その弐。
LAPのセンタ-フィールドこと、吏桜こと、クレリコ蘭華さんとも、ダラダラ遊んでましたぜ。遊んで貰ったっていうか。この方からも、エスターシールド借りてます。あひゃひゃ。なんだか、すげーレンタルなケンエリです。この装備を返却した段階で、ケンエリは単なるガキに成り下がります。はい。
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裏的テイ坊も交えて、ちょこっとゾンビPTをしていたワケですが、途中からは「奥さん、あらやだ」な井戸端会議です。正確には仕事のオハナシ大会です。残業時間大会では吏桜組が圧勝な雰囲気でした。それを楽しんでるとこがステキです。楽しんでるよね(´・ω・`)?

ちなみにこのヒトによると、エリケンだろうが、ケンエリだろうが、ワタシのウィンクは「きも!」だそうですよ。
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はい、自分でも分かってます。

本の虫干し
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by fabken | 2006-05-29 21:09 | ケンエリ
赤いちゃんちゃんこがみえてきましたよ。
ここのところ、エリケンさんは休暇中であります。4月以降、ちょっとした理由もあってビミョーに無理をしていた反動です。たぶん、おそらく、なんとなく。
その理由ってやつが無くなったので、ちょこっと羽を伸ばさせてあげようと思っておりますよ。断続的とはいえ、1年以上も剣をブルンブルン振り回させていたので、彼にも休暇が必要っぽいです。あひゃひゃ。
まあ、根が働き者な彼なので、仕事復帰は早いでしょうけどね。



そんなワケで。
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ここのところは、弟くんが稼ぎに出てます。ほとんど、カニング地下鉄でヒールアタック!で潰し狩りに勤しんでおりますよ。
なんかアレですね、魔法使いってのは遠距離職に分類されると思っておるワケですが、ヒールアタックに関していえば、これは戦士と全く変わらないですね。これがかなり楽しいっていうか、ああ、エリケン時代からのバカの一つ覚え、「フトコロに飛び込むカイカン」ってやつで遊んでます。

もっとも、メイポ自体にinする機会が減っているので、2日に1回、1時間もやってれば良いくらいなんでありますが、ここにきてテレポートもドレインもMAXになってウハウハな雰囲気です。エリケンさんにとっては泣けるほどありがたい、あのブレスもやっとこさ命中丸薬を上回るようになったりで、うーん、やっぱりスキルを覚えていく過程にいられるってのはシアワセな状態ですね。



でね。
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ドレイクの食卓です。懐かしいなあ。ここはエリケンさんの50代のときに、ムチャクチャ遊んでいた場所ですね。PTを組むようになったのも、このあたりかな。
プレ・氷の谷でもありますね。ソードマン・ページはこの頃にパワーガードを覚え始めるだけに、ほんと楽しかった思い出があります。

もちろん、クレリコソロで食卓などやるワケも無く。
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初めてですよ、初めて。6人MAXのPTでクレリコさんです。
LAP・SLAPのギルドメンバーでやったんですが。こういう気心のしれた連中とPTをすると、ワタシはかなり口数が多くなるんですが。
今回は、「無口だなあ」と言われるほど必死でした(´・ω・`)。

そりゃそうなのですよ。念願だった巡回系のサポートを初めて本格的に出来たんですから。
これねー、エリケンさんでイエペペをガンガンにやっていた頃、すげぃすげぃプリースト達を見てきましたからね。いつかはやってみたいなあと思っていたコトなんです。

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なんかヒールがかかってないのが、イヤなSSですが。
愛犬スズが季節をわきまえない厚着なのもイヤなSSですが。
いやさ。
氷の谷以上に広いMAPをグルグル周りながらさ、「バイキングMAPで巡回するのは大変だな、これは」と改めて思ったりしながらさ。
なるほどなあって思ったのがね。
「この職業はメンバー全員の顔が見られる」
これっていいもんですね。うん。良品クロミが闇に滅したのも気になりません。
クソー;;



いずれにしても、ナイトを、あるいはメイプルストーリーのゲームシステム自体を楽しめるココロを取り戻すまでは、ボチボチな雰囲気でヘラヘラやっていこうと思ってますよ。
もっとも今の接し方も悪くないなっていうか、これでココチ良かったりもしてます。
後々考えると、このあたりが分水嶺ってヤツになるのかもしれないですね。
へへ。

それにしても金曜日です。サラリー支給直後です。
サラリーマン見参!な季節です。
ビール摂取の準備運動に、いまから余念がありません。
ありませんが。

出勤前から「ビール!ビール!」は、人生総論的にはどう考えても余念です。
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by fabken | 2006-05-26 07:42 | ケンエリ
エアコンのフィルターを掃除しました
ちょっと蒸し暑い一日でしたよ@東京。除湿モードでウィンウィンです。
今日の天気の表現はムズカシイですねー。お天気おねーさんは苦労したんじゃないでしょうか。
「雨のち晴れ、ときどき曇りますが、やっぱりたまーに雨も降ります。あ、風も強かったりするんで、そこんとこよろしくー♪」
お天気おねーさんにならなくて良かったなーって思う一日でした。



さて、平日はがっつり休んでいたメイポでありますが。本日はちょこっとinしてみましたよ。相変わらず職場放棄な雰囲気ありありで、フロリナでバカンスを決め込んでいたんですが。
この方と久しぶりに遊んできましたよ。
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右から5番目の「りかぽん」こと赤州ちゃんですね。左から数えると1番目です。
LAPは9割方は社会人で占められているギルドなんですが、彼女は最年少の中学生!なんですね。メンバーみんなの妹みたいなものです。40歳のクレリコさんです。

初めて会ったのは一年以上前だったりで、うーん長い付き合いになるんですが、今年は受験生だってコトもあって、ギルド集会中心で活動してます。
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例の「レベル40で、ショーワの幹部AさんとBさんを倒してきなさいクエスト」をやる!ってことで、SP担当をしてまいりました。身辺警護です。抗争の絶えない裏通りで、妹に悪い虫がつくのは避けなければなりません。LAPの下心担当エリケンさんとはいえ、これは重要な任務です。
それにしてもアレですね。レベル設定を間違えているクエストのような気がします。はい。



さて。
りかぽんのお久しぶりのinってことで、トモヤパパこと、アチャモパパこと、しょとやパパの、あの人がショーワに駆けつけました。キャラクターが多いと紹介もタイヘンです。その全てが4次転職レベルにいるコトも驚きです。
アチャモで使用してきた、魔法使い装備の贈呈式がありました。りかぽんも感激してましたね。

で。
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そうです。例のキャラクターで登場してきましたよ。
先週誕生した、剣士のチビケンです。すでにソードマンになってます。クルセイダーでは無く、あえてナイトを目指すそうです。あひゃひゃ。

顔が変わってます。「見た目にはこだわらないんだよ」っていうアチャパパにしては、珍しいコトです。なんだかショーワにすっごく似合います。
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学生時代、歌舞伎町の飲み屋でバイトをしていた頃がフラッシュバックします。思えば緊張感にあふれた日々でした。
これからは、アチャさんへの言動に細心の注意を払わねばなあと、堅くココロに誓った次第です。

実際のアチャさんは、ドリフト大好き、お酒が大好き、愛妻家で、結婚記念日はケミストリーのライブに夫婦で行ってきた、とっても優しいパパさんです。
うふふのふ。

ナイトとクルセの表記ってさ
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by fabken | 2006-05-20 23:22 | エリケン
遺された手記 -Maple Story Chronicle- (4)
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僕は今、ヘネシスから見て北東に位置する草原にいる。月は雲に隠れているけれど、それでも、これを書き残すだけの淡い光は与えてくれている。
もちろんこの場所は、毎日のように狩りをしていた僕にとって見慣れた場所なんだけど、今夜は少しだけ違って見えるんだ。

ここには仲間達もたくさんいる。みんな横になっているけど、あまり眠れないみたいだ。それはそうだよね。明日になれば、いや正確には夜明け前になれば、僕達は獣たち以外に向けて、初めてこの弓を引き、そして矢を放つことになる。



なんだか信じられないな。こんなことになるなんてさ。
ちょっと前までなら、今頃の時間は小屋の中でエリニアに向けて祈りを捧げていたんだから。「明日の狩りがうまくいきますように。良い獲物に恵まれますように」ってね。

こんな堅い皮の鎧なんか着る必要も無かったんだ。ちょっとくたびれてはいるけれど、太陽と風に乾かされた、気持ちの良い木綿の服を着て、草原を走り回っていたんだ。朝から晩までね。大きな豚を仕留めた日もあったし、食べ飽きたデンデンの日もあった。
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時々は羽目を外して、リナのお姉さんに叱られたりもしながらさ。
そうだ、雨が降って外に出られない日は、よくマヤの家に遊びにいったな。最近はあまり行かなくなっちゃたけど、あの子の病気、少しは良くなったのかな。



いつの頃からだろう。ヘネシスのすぐ近くの草原に、大人たちが「カイタクシャ」と呼ぶ人たちが住むようになっていた。僕達と違って狩りはしなくて、大きな道具を持って草を刈り、畑を耕し、種を撒いていた。口数の少ない人たちだったけど、穏やかな人たちだったなって覚えてる。

大人たちの中には「あいつらのせいで獣たちが少なくなった」って眉をひそめる人もいたけど、僕はそんなこと思わなかった。豚を追いかけるのに夢中になってしまって、耕したばかりの畑に足を踏み入れてカイタクシャの人に怒られたこともあったけどね。その時は、「ここは、僕たち狩人の場所だったんだぞ」って、少し腹も立ったけど。
でもさ、決して悪い人たちじゃ無かったよ。ずっと仲良くできると思ってた。

でも大人たちは、そうは思っていなかったみたいだ。なんだか深刻に考えてるみたいだった。そのうちに大人たちは、毎晩のようにヘレナさんの家に集まるようになっていた。そこにはスタン長老も、ヘレナさんが初めて自分の力を伝えた、弟子のレネさんもいたんだ。僕達がのぞきにいこうとすると、リナのお姉さんにすっごく叱られたな。

太陽が昇るとともに起きて、そして狩りに出かけて、日暮れ前には家に戻って祈りを捧げる。そんな日々がずっとずっと続くって思っていた。でも僕達のヘネシスは、その頃からちょっとずつ変わっていったんだ。



ある朝、いつものように狩りに出ようとしていた僕達に、レネさんはこう言った。
「あなた達に強い心と力を与えます。その力は、それを望む者だけに宿ります。望む者はヘレナ様の家に集まりなさい」

もちろん僕はヘレナさんのところにいったさ。僕だけじゃない。みんなそうだったよ。僕達はまだまだ子供だけれど、それでも、もう一人前の狩りが出来る狩人だって思ってた。そしてもっともっと強い力が欲しかったんだ。

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あの朝のヘレナさんのことは、今でもよく覚えてる。普段はとても元気な人なのに、なんだかちょっと疲れていた。あの緑色の瞳が、なぜだか少し悲しそうに見えたんだ。今はその時のヘレナさんの気持ちが少しは分かるような気がするな。
レネさんはいつものとおり冷静で、なぜ子供の僕たちに力を与えるのか、そして与えられた力でこれから何をしなくてはいけないのか、ゆっくりと、僕たちにも分かるように教えてくれた。

みんな動揺したよ。もちろん僕もだ。僕たちはカイタクシャと「戦う」ことになったんだ。そのことを理解するのには少し時間がかかった。
いや。こうやってこれを書いている今でも、戦うっていう意味をちゃんとは理解していないのかもしれないな。



でももう、僕たちはここに来てしまったんだ。ヘネシスには別れを告げたんだ。キュトさんやクロイさんにも。この弓を作ってくれたビシャスさんは、「こんなことに俺の弓を使わせたくないんだけどな」って言ってた。僕だって使いたく無かったよ。でも、なぜだかは分からないけれど、何かが始まってしまったんだ。もう戻れないよ。

長くなっちゃったな。もっと簡単に書くつもりだったんだけどね。
何かをこんなに書くのって生まれて初めてかもしれない。ほんのちょっぴりだけど、ヘレナさんのところで文字を習っておいて良かった。



少しだけ気になっていることがあるんだ。カイタクシャの人たちと出会った頃。僕は道に迷って、彼らの住む村に入り込んでしまったことがあった。
太陽はエリニアの森の向こうに沈もうとしているし、知っている人なんて誰もいない。とっても不安だったんだけど、カイタクシャの家に泊めてもうらことができたんだ。

その家は、ヘネシスの僕の家よりもずっと貧しげにみえたけれど、部屋に足を踏み入れると、中はとても暖かく感じられて、きっとそれはカイタクシャの家族が見ず知らずの僕を、こだわりなく迎えてくれたからだと思うんだ。
食事をご馳走になりながらいろんなことを話したよ。デンデンを初めて仕留めたときのこと。赤いリボンをつけた豚が、どんなに手ごわいかってこと。みんな楽しそうに聞いてくれたよ。

そこには、一人の女の子がいた。僕と同じくらいの歳なのかな。その子は、僕が話している間、ずっと口を開かなかったけど、朝になって僕が家族に礼を言って家を出るときに、小さな声でこう言ったんだ。
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「いつの日か、一緒に冒険に行こうね。いろんなところを、あたしの友達とあなたの友達と、みんなで見に行こうね」
僕はちょっと驚いてしまって、口をモゴモゴさせて慌てて街道に向けて飛び出した。たぶん僕は少し照れていたんだろうな。

あの家族が、これから始まる戦いってやつに巻き込まれませんように。僕があの子に会うことは、もう二度と無いのかもしれないけれど、これからも、彼女が家族と穏やかに暮らしていけますように。
そして願わくば。僕とあの子が、この広い大地の冒険に旅立てるときが、いつの日にか訪れますように。



足の震えはとまった。でもまだ、ほんの少しだけ怖い。自分が死んでしまうかもしれないってことについて、僕はまだ理解できていないし、納得もしていない。
戦う時になれば、そんなことも考えなくなるんだろうか。そうであればいいのだけど。

レネさんは、夜明け前に戦いは始まるだろうって言っていた。
ここから見上げる東の空は、まだ漆黒の闇に覆われている。僕も少しだけ眠ろう。

ヘネシスは僕の心の中にある。いつでも、僕とともにある。
この闇夜では、そこはあまりにも遠く、あまりにも遥かな場所なのだけれど。
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by fabken | 2006-05-19 00:58 | Chronicle
Raindrops keep fallin' on my head
それにしても雨だ。僕のカレンダーに間違いが無ければ、今日は5月の17日であって、本来ならば乾いた風が街を吹き抜ける、東京周辺では一番いい時期なんだけれど。
梅雨(これがまさに五月雨だ)には、ちょいと早いぜっていう季節だし、「春雨じゃ、濡れてまいろう」っていう時期はもう過ぎている。

雨に溜息をつくようになったのはいつ頃からなんだろう。おそらくここ数年のことだ。幼いとき、学校の行き帰りでたとえ雨に降られても、傘も差さずに妙にはしゃいでいた記憶があるんだけどね。

今日もそうだった。1200円もするわりには大して美味くも無かった昼食をとったあと、外に出ると、しっかりと雨だった。会社を出たときはほんの少しだけ空が明るかったから、油断して傘は持っていなかった。
とりあえず僕達は、漫画に出てくる典型的な冴えないサラリーマンのように(実際にそのとおりなんだけれど)、頭を手や上着で覆って走り出した。

「大はしあたけの夕立」という浮世絵がある。「東海道五十三次」で知られる安藤広重の作品だ。教科書的には「あのゴッホが模写しました」ってやつだ。
突然の驟雨に、橋を行きかう人たちが慌てて雨を避けつつ先を急ぐという構図なんだけど、これを見ると、人間の営みというものは時を経てもさほど変わらないままに続いてるんだなって思う。

200年前と大して変わらない状況の中、急ぎ足の僕の視線に、十代後半くらいの男女が目に入った。
一緒にいる女の子が濡れないようにと、男の子が傘を差しかけている。ずいぶんと貧弱なビニール傘で、彼女の方はなんとか濡れないで済んでいるのだけれど、男の子の体は、しっかりと雨に叩かれていた。
こういう光景ってさ、悪くないよね。



これは日曜日のSSかな。これにてSSストックが切れました。むむ。
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さて名前が似ておりますが、この子はワタシのサブキャラではありません。ある凄腕ハミであり、メイジであり、Dナイトである方が作ったチビッコです。実際に扱うのは7歳のお子ちゃまになりそうです。まさにチビッコです。剣士を目指してるそうですよ。へへ。いいね。
あたたかーく、見守るつもりです。
同病相憐れむ、では無いと思いたいです。

傘の新陳代謝が進みますね
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by fabken | 2006-05-17 23:50 | エリケン
クシャミ三回、クエスト三昧、座布団三枚もってってー。
どうも風邪っぽいです、こんばんは。蹴球麒麟杯のスコットランド戦を録画で観たら、よけいに具合が悪くなりました。心配です。「お前は自分の体だけ心配してろよ」ですが、それにしても久保が外れたのが泣けてきます。いいと思うんだけどなあ。

さて。
仕事でなんだかイロイロあって、「まったくもって全面的にダウナーだぜ」のなか、母の日の日曜日にメイポしちゃってました。ゴメンナサイ。鉢花を贈ったんですが、「キミは愛情ないなー」っていう嘆きの電話がありました。ゴメンナサイ。妹はちゃんと家に帰ったそうです。はい、ちゃんと顔を見せるべきでした。「だって風邪気味なんだもん」な言い訳は通用しませんでした。



つまりはクエストな日曜日だったのですね@メイポ。
最近はゲームBGMを消して、グッゴーでfunkyな音楽を聴きながら遊んでいるのですが。
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ここではBGMを流してみましたよ。
いいなあ、下町。よく言われているとおり、下町というより朝鮮半島の田舎の光景なんですが、それに妙に合う、アジアンな旋律がいい雰囲気です。NPCもノンビリしてるよね。

「経験値獲得モチベーションがまるで無いんだけど、メイポには浸りたいぜ」って時にクエストは良いワケです。これが忍耐クエストだったりすると、よけいに「クソー、課長めがっ!」になったりするのですが、下町ならばココロオダヤカになれますね。ちなみに「クソー、課長めがっ!」の原因を作ったのはワタシです。自業自得なのですゴメンナサイ。



今までのワタシは、データサイトの助けを借りながらクエスト進行することが多かったのですが。
でもさ。ゲーム経験が少ないワタシでさえFF8とFF10はやってるんですが、なんかホレ、公式攻略本とか買ってしまうワケですよ。こうなると、「なんかさー、おもしろいんだけどさー、これって作業じゃん」になることも少なくないワケで。
これはいかん!と。
そんなカンジで、カンペ無しでやってきましたよ。
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鬼退治のクエストなんかは、どこにアイテムを置くんですか(´・ω・`)?の状態で、居合わせたお知り合い達に「がんばれー」と応援してもらったり。
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こんなこと言っていただいて、涙を流したり。うん、楽しかったですね。



下町を制覇したあとは、ルディブリアムやら、エオス塔やら、激しく忘れられた地球防衛本部やらで、これまたクエストクエストクエストです。
「チクタクを20匹ほど狩ってよ」と言われて、ブツブツ言いながら赤鞭を振り回していると、投擲60%がポロっとしたりで、泣けるほど嬉しかった自分が悲しいです。

でね。
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これ懐かしいなー。大抵の戦士はお世話になりますよね。
ロムバードMAPでのヒトコマですが、エリケンさんが全チャで喋ってるのは、あまつさえF5なのは、もちろん「ブログ的ヒトコマで使えるカモ、グヘヘ」だからです。同じMAPの↑に他の方がいてヒジョーに恥ずかしい思いをしました。24時間経つと、それも良い思い出です。

さてこのナイトブロックとキングブロック。一時期は本当にお世話になりました。
↓のSSはエリケン50代のものですね。虎剣を使えるのが嬉しくて仕方が無かった頃です。なんでバケツなのかは分かりません。
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彼らは狭いMAPで鬼沸きしてくれる方々なのですね。スラッシュブラストでグゴグゴ倒すのが、とっても楽しいのですよ。
これって何かに似てるよなーって考えたら、はい、今でもお世話になり過ぎて、ワタシが足を向けて寝られないこの方でした。
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やっぱり、戦士の快楽ってのは「鬼沸き→オラオラ突っ込むぞ→ドーンドーン」なのかもしれないですね。少なくとも、何も考えていないエリケンさんとは相性が良いみたいです。



さてそして。フーフー言いながらタイトル関連三題目です。
普段は賑やかなLAPのギルドチャットは、日曜日の18時30分になると、ちょいと静かになる方達が、若干二名おります。アフロ&エリケンです。
そうです。「笑点」です。日テレです。つい観ちゃいます。「なんだか週末も終わりだなあ、おい」の気分を一層盛り上げてくれます。アフロさんと二人で「小遊三いいねー」「好楽つまんねー」とか大喜利の実況中継しています。誰も反応してくれません。うふふのふ。

昨日は、ついに司会の三遊亭園楽師匠が勇退でした。決して笑わない目がステキです。落語家というよりは、「落語もできる実業家」な雰囲気も好きでした。なんだか少しも褒めてません。
それをね。見逃しちゃったんだよー;; クエストやり過ぎました。残念でなりません。アフロさんがinしていれば、きっと忘れずにいたと思うのですが、まだまだ笑点的には前座なエリケンだったみたいです。

ちなみに、笑点公式サイトには「今週の座布団」というメニューがあります。「山田君、木久蔵さんの座布団、全部持ってってー」の座布団です。
座るモノに、ここまで血道をあげてるのは、日本だけかもなーと嬉しくなります。
笑点みながらメイポをしてるのは、アフロさんとワタシだけかもなーと寂しくなります。
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by fabken | 2006-05-15 22:21 | エリケン
洗濯物が乾きません
でも、コインランドリーは絶対に使いたくないのです。あははのは。

こっちはなんだか、ずーっと雨なんですが、こういう天気もキライでは無かったりします。
でも続くとね。薫風の五月ってやつを味わえたのは、先週だと金曜日くらいでしたね。気持ち良かったなー。
メイポの方は、ゴールデンウィークの反動が来ていてちょっとゲップです。しばらくはボチボチって雰囲気なのです。親しくしていた方がドドーンとゲームから離れ始めていて、それも大きいカモ。やっぱりこういう時期って来るんですね。



20日からかな?例の「ダヴィンチ・コード」が公開されるそうで。公開前の方がいいかなと思って、ジャジャってカンジで読んだんですが。
オモシロイです。サスペンスの筋立てとしてはむしろ凡庸なんだけど、暗号解読の場面と、欧米人には抜き差しならないものなんであろうキリスト教の背景とが、「スゲーぞ、これは」ってくらいに効いてます。保守派からは相当に突き上げられそうなのに(ところどころにガス抜きはあるけれど)、作者もよく頑張ったなと思います。

ただアレだよなー。こういうストーリーが、果てして映画としてオモシロイのかどうなのか。アクションがメインだとつまらなくなるかも。トム・ハンクスが主人公ってのも違うような気がするけれど(僕は勝手にハリソン・フォードの若い頃を頭で描いていた)、あれかな、「異国で戸惑うアメリカ人」向きではあるのかもしれんです。

原作をなぞっただけの映画の場合、それを上回るってのは難しいですね。個人の思い入れがあるだけに余計にです。僕が「うぉー、原作を余裕で超えてんじゃん!」って思ったのは、「ショーシャンクの空に」だけかなー。同じトム・ハンクスの「グリーン・マイル」は辛かったもんな。

いずれにしても。
「アメリ」のオドレイ・トトゥが重要人物として出演するのが楽しみです。むふ。



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今週唯一のエリケンSS。こんなもん。
これからは、この言い訳を使うことにしました。

「20世紀少年」が終わりましたが。
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by fabken | 2006-05-14 11:25 | エリケン
拳との対話 -Maple Story Chronicle- (3)
エ:さぞお忙しかったと思われる、拳さんのゴールデンウィークも終わりましたね(笑)

拳:いやいや。先日は二週に一度の休暇を使いまして、フロリナに行って羽を伸ばしてきましたよ(笑)。珍しくハインズと二人でのんびりしてきたんですが、彼は暑がりなんですよね(笑)。

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エ:拳さんは裸に近い格好をしておられるけど、ハインズさんは法衣を着ていらっしゃるから(笑)。


エ:さて、前回はビクトリア大陸への移住までをお話いただきました。今回は、メイプル島住民の移住後の生活、中でも開拓の歴史を中心にお伺いしたいと思います。

拳:まず移住にあたっては、農民が大量にビクトリアに渡りました。数百人を超える単位であったと記憶しております。なにしろ、数千人に及ぶメイプル島民達の居住地・農地を用意しないとならんのです。これは我々の部族が最も得意とするところです。体力だけなら負けませんからね(笑)。
同時に、耕作が可能になるまでの期間、開拓農民達の当面の食料確保のための狩人集団(弓士族)が、そして徐々にではありますが、都市生活者(盗賊)が移住を始めたわけですね。

エ:この当時から、部族ごとの住み分けは考えられていたのでしょうか。

拳:そうですね。この問題はルークやスタンの長老達を悩ませたようです。当初は、アムホストを遥かに上回る大きな街を一つ造り、そこで共に暮らすことを計画しておったですな。候補地は現在のリス港口でした。海に近く、温暖で気候が非常によろしい。ここを拠点として、後背地に広大な農地と居住地を造る予定だったのです。
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エ:ほう。確かにあの街ならばエリニアとも一定の距離を保っておりますし、互いに無用の接触を避けることができますね。しかも街が一つであれば、開発の負担も少なくすみます。しかし現在、移住後に出来た街は三都市となっていますね。これはどういった経緯があったのでしょうか。

拳:これこそが、今の「四民制」を決定的にすることになるのですが、度重なる話し合いの中で、やはり部族ごとに居住地を分ける必要があるのではないかということになったのですな。

エ:ほほう。それはいったい何故なのでしょう。

拳:部族意識の高まりですね。メイプル島で平和に共存をしておったと言っても、移住直前には部族ごとの特色が徐々に明確になってきておりました。我々農耕民の間でも、鍬や鋤による原始的な戦闘訓練が行われるようになっておりましたですね。「デンデンから農作物を守る」を名目とした訓練ではありましたが、実はそうさせる部族間対立の萌芽があったことも事実です。

エ:すでに拳さん・ダークロードさん、ヘレナさんにも、今の戦士・盗賊・弓士を形作る、特殊な力が与えられていましたね。

拳:そうなんですね。もっとも、同じ部族民へその力を分け与えるまでには至っておりません。それはもっと先の話になります。
ただ少なくとも、「部族意識」というものは明らかに高まっておりましたね。狭い土地に、背景の異なる複数の部族が暮らしていたことも要因なのでしょうな。富める者も貧しい者もおりました。
そういう状況は「自分が何者であるか」という位置づけを必要とさせてしまうものなのですよ。そういう場合「持たざる者」は、往々にして「血脈」というものを揺さぶられるのです。それが彼らにとっての最後の拠りどころになってしまうのですな。それはやがて異質な者に対する過剰な攻撃につながることがあります。
まことに悲しい話ですが、部族意識の高まりによって小さな争いも少なからずおきておりました。

エ:そういった無益な争いを避けるための、「部族ごとの街」であったと。

拳:残念なことに。苦渋の決断ではありましたが、平和に共存していくためには、三部族の居住地を分割し、緩やかな自治制にしようではないかという結論になったわけです。



エ:それが現在の「エリニア」「へネシス」「カニングシティ」「ペリオン」という街の形成につながるわけですね。

拳:そうですね。いずれにせよエリニアは別格でしたよ。これは妖精達、つまりビクトリア原住民の神聖な土地ですからね。侵すべからずです。もっともエリニアは、土木技術を含めて、当時から私たちを遙かに上回る文明を持っておりましたがね(笑)
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思えばあの街は、訪れるたびに私達に大きな刺激を与えてくれたものですよ。都市整備に関心の高かったダークロードなどは、本当に感激しておりました。最初の頃は口をきいてくれなかった妖精達も、少しずつ心を開いてくれるようになりましてね。彼女たちともいろいろありましたなあ。

エ:なんだかずいぶんと遠い目をしていらっしゃる(笑)

拳:若い頃の話ですよ。私にもそういう時代があったのです(苦笑)。
お話を戻しますと(笑)、「神聖なる森林国家」としてのエリニア周辺に我々の鍬を入れるのは一切やめようということになりました。もっとも、そんなことはハインズが許さなかったでしょうけれどね。
魔法族以外にもエリニアフィールドを好む方は今でも多いようですが、やはり「エリニアは特別だ」という想いが、この当時から皆の心にあるのではないですかな。

エ:私もそうです(笑)。もちろん、ペリオンの荒涼とした風景をみると、「ああ、ここが自分の故郷だなあ」とは思いますが。と、一応言っておきます(笑)。

拳:いやいや、私もエリニアは好きですよ(笑)いずれにせよ、あの一帯は神聖なる土地であるという、島民達の暗黙の了解がありましたね。
それ以外の草原地帯、これは今のへネシスからカニングにかけてですな。この一帯を移住民の土地にさせて貰おうということになったわけです。

エ:なるほど。現在のペリオンエリア、これは拳さんを筆頭に戦士達の拠点であるわけですが、ここは入っていないわけですね。

拳:ええ。当時のペリオンはエリニアから続く大森林地帯となっておりまして、ここは居住地とは別の目的に使われました。やがて、ペリオンが我々の居住地になるまでのお話は次回以降にすべきでしょう。ビクトリアの忌まわしい過去を伴った、長いお話になります(苦笑)。



エ:…わかりました。では、再び開拓の歴史について振り返っていただきましょうか。

拳:まずは農地の開墾、そして港の整備ですね。現在のリス港口です。農地の確保は当然のこと、港が出来ないと、大量移住すらままならいわけですね。もちろん移住後も、メイプル島残留組との交易は活発におこなうつもりでしたので、農地整備、そして港の確保がまずは急務でした。

エ:ここに、移住初期の各部族の分布図がございます。
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これをみると、現在のカニングからヘネシスの間を耕作地帯と定めたわけですね。ここに開拓農民(戦士)が入植したと。確かに今でもビクトリア随一の農作物生産地となっていますね。

拳:ここの気候が農業には一番適しておったのですよ。近郊の山脈からの水も豊富でしたね。カニングからヘネシス、そしてエリニアと続く街道出来つつありました。もっとも街道とは言っても、この頃は「けもの道」のようなものでしたが(笑)。それによって各街への流通も容易であったわけです。

エ:拳さんはすでにビクトリアに住んでおられたのですね。

拳:ええそうです。私はダークロード達とカニング建設に携わることも多かったのですが、今でいう「海岸の草原」あたりですかな。我々農民達はそこに小屋を建て、穏やかな暮らしを送っておりましたなあ。今では考えられないほどの貧しい生活でしたがね。けれども、私たちは皆若かった。本当に楽しい日々でした。これはダークロードやヘレナ達の一族も同じことであったと思います。
・・・・いや、いけませんね、今日の私は少々感傷的に過ぎるようです(笑)。

エ:いやいや、追憶とは常にそういうものだと思いますよ(笑)。
さて、今のビクトリアで最も大きな街はカニングです。近代的な建造物が建ち並び、地下鉄も走る巨大都市です。私などは初めて訪れたときは頭がクラクラしました(笑)。全てにおいてアムホストを上回っておりました。

拳:あれはダークロード達が、一族の誇りをかけて造り上げた都市でした。今は少々荒んだ側面も見受けられますがね(苦笑)。まあ、それもカニングが大都市であることの証明ともいえるでしょう。
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エ:あの、少々言いにくいことなのですが・・。

拳:どうぞ。続けてください。

エ:あそこまでの都市を造るためには大量の鉄が必要だったはずです。当然のこと、鉄鉱石を採掘し製鉄をしなければならないと思うのです。拳さんたち農民も、鉄から農具を作らなければならない。弓士達の矢にも鉄は必要です。それらはどこから調達されたのでしょうか。
前回のお話で、ペリオンが今のような姿に変貌したのには理由があることを拳さんは示唆しておられましたが。もしかすると・・。

拳:あなたがご想像のとおりです。地図に描かれておる、エリニアからペリオンにかけての広大な森林地帯は、豊かな自然を育むと同時に、優良な鉱山でもありました。
いまでもペリオンには、サンダーとスミスという精錬技術者がおりますね。
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この二人は当時の鉱山技術者なんですな。彼らは開拓農民の出身、つまり戦士族の血を引く者達です。開拓農民の一部は今のペリオン周辺に移り住み、鉱山開発もおこなっておりました。

エ:製鉄といいますと、高熱による処理が必要なわけで、その当時は大量の木材が必要だったわけですよね。

拳:今のペリオンがあのような姿になったのは、大規模な採掘と製鉄による、破壊的な森林伐採が原因なのです。この一帯の森林は、ハインズの影響下から外れておりましたので、私達は開発の足を踏み入れたのですが・・。
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いささかやり過ぎの感がありました。武具や農具を作るだけであれば、ペリオン周辺の豊かな森林を丸裸にする必要など無かったのですね。
私たちは、カニングの建造物を一つ作るのに、エリニア森林地帯の山を一つ潰しておりました。いずれ、その山も整地してカニング近郊都市にするつもりだったのです。そうそう、「豚と一緒に踊りを」という人物がペリオンにおるでしょう?

エ:ええ、なかなか厳しい注文をつけて家を建てようとされてる(苦笑)

拳:彼は、当時のペリオン居住地化計画の責任者の一人です。今でも彼はそれを諦めていない(苦笑)。
今にして思うと何かに急き立てられておったんですかなあ。愚かなことをしたと思っております。

エ:拳さん達に、そうまでさせたのはいったい何が理由だったのでしょう。

拳:やはり初めてエリニアを訪れたときの衝撃が大きかったのでしょうな。エリニアは樹齢数千年の森に巨大な都市を作り、魔力を与える不思議な薬を作る技術力すら持っていたのです。また、これはずっと後になって知るのですが、飛行船まで研究していた。

エ:空中都市「オルビス」とを結ぶ飛行船ですね。

拳:そうですね。ハインズがその存在を教えてくれたのは、ずっと後のことでしたが(笑)。ともあれ、そのエリニアを見て、「このままでは勝てない」と思いましたなあ。今にして思えば、勝つ必要なんて無かったのですがね。当時はそう考えていたのですな。
スタンやヘレナは「そこまでする必要は無い」と、アムホストと同じ趣きを持つ「ヘネシス」を独自に造り始めておりましたが、私とダークロードはエリニアに劣らない「都市」を造ろうと考えておったのですよ。
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スタンとヘレナの判断は、ある意味正しかったと言えますな。



エ:いずれにせよその頃には、リス港が整備され、ペリオンの豊かな森林を失うという犠牲を伴いつつ、カニングという巨大都市が生まれ、農民達は大きな農業地帯を開拓し、ヘネシスという穏やかな街が誕生していたと。

拳:ビクトリアでの暮らしが安定するまでに、移住を開始してから十数年が経過しておりましたな。
ともあれ、まがりなりにも新しい土地での秩序が生まれたわけです。リス草原地帯では農作物が豊かに実り、ヘネシス周辺では狩りが積極的に行われ、カニングでそれらが消費され、やがてペリオンと呼ばれるようになる土地では、鉱山開発とともに農具などの道具類が製造されている。そういう時代でした。ダイナミックではありつつも、人々の暮らしは落ち着きを得ていたのですよ。
そのバランスは、実は危ういものであったのですがね。
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エ:うーむ。それが崩れたような言い方をされておられますね。次回はそのあたりを中心に伺うことになりそうです。少しだけヒントをいただけますか?

拳:我々農民達が作業着を捨て、鎧を身にまとう時代が、すぐそこまで来ていたのですな。どうやら次回は少々気が重いですな。忌まわしい我々の過去を紐解かなければならないようです。

エ:どうもせっかくのバカンス気分を壊してしまったようですね(苦笑)。

拳:いやいや、お互いさまですよ。もう一つの世界でのあなたも、連休明けの月曜日は相当に苦しかったと聞いておりますよ(笑)。
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by fabken | 2006-05-13 01:06 | Chronicle
Take me out to the shrine!
素敵黄金週間をいかがお過ごしでしたでしょうか。
素敵に9日間を休めてしまうとアレですね、職場からの転送メールなんてものが届いていても気がつかないものです。正確に言うならば、気がつきたくないものです。
「見たくないコトは、見えないコトにする」
これって日本人が得意とするトコロだそうです。もちろんワタシも得意です。
得意なんですが、良いコトではありません。
はい、5日に、取引先から「データ納品が遅れそうです」との連絡が入ってました。確認したのは昨日です。素敵にヤバ過ぎです。メールで連絡も無いでしょうよと思いますが、遊んでいたワタシも悪いです。あははのは。
どうしましょう;;



さて。
9日間、ゲップが出るほどハネを伸ばしておりましたが。そのうち6日をメイポに捧げてしまうという、極めてアレな雰囲気でした。うーん。ちょっとね、久しぶりにモチベーションが上がってしまったのですね。前々回の記事でも取り上げましたが、お近づきになった素敵マスターシーフの方と「曲がりすぎな時間じゃない?、そこ」で、ブレイブパイレーツPTを延々とやっておりました。

これ以外でも、エリケンではひたすら「オシゴト」な状況だったワケですね。
こんな雰囲気、こんなカンジ。
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これしかSSありません(´・ω・`)。
つまりはエリケンさんに関しては、書くべきコトは無いと。
あれですねー、狩場に篭もると本当に書くことがなくなりますね。エラソーな言い方ですが。
その場では、チャットを含めてかなり盛り上がっているんですが、それを文章におこすことっていうのは、SSの力を借りてもワタシには不可能です。その場の酩酊感が残るのみっていう・・。

つまりは、こんな公式が成り立ちそうですよ。
『素敵黄金週間に使った時間=素敵酩酊+素敵手裏剣6枚』
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あひゃひゃ。

でもね、この6日間はPTばっかりやっていたんですが、いろいろな方と出会えて、そういう意味では良い時間が過ごせましたね。
『素敵思い出+素敵スマイル=プライスレス』
こんな公式も成り立ちますな。ちょいとカッコつけですが。こういう過ごし方も一度くらいはいいカモです。



さてそして。
それでもやっぱり、メイポ的GWの素敵思い出といえばこっちだろう!というコトで。
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はい。なんだか全員が混乱に陥っておりますよ。この薄暗いカンジ、この禍々しい雰囲気。ヒタスラに胸が躍ります。

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そうなのですね。ギルドメンバーが、おお、「魅惑の神殿ツアー!」にお出かけということで、ケンエリさんで急遽参加です。「日帰りバスツアー、カニ食べ放題!」ってのよりも、素敵なカンジです。
関係ないですが、子供の頃に「わーい、今夜もカニだあ!パパママありがとー!」ってウレシそうに食べていたのは、実はカニカマだったんだよなーって思います。

ハナシはモドル。

さて、カニツアー、じゃ無かった、神殿ツアーです。
ジュニアバルログ様のご降臨というコトですが、ほぼ全員がサブキャラクターで参加です。ケンエリさんは55歳なクレリコです。バル様の眼中に無いカンジです。
相手にされないのもクヤシイので、ちょっと突付いてみましたが。
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突付いてみたら、こうなりました。
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やっぱり無謀だったかなーと思います。
もっとも、最近のケンエリは無謀な冒険しかしないので、こういう光景は見慣れちゃいました。
それが楽しいんですよね。



やっぱりコレなのかなあ。イイカンジってのは。なんとも難しいんだけどね。
エリケンさんは現在139歳です。この素敵週間中に「お守り不携帯」で、一度だけお墓を建立しました。このレベルの戦士だと、およそ8Mの経験値減少です。このとき、実はとっても悔しかったんですね。
悔しかったんだけどさ。
「費やした時間がー!」って思ってしまった自分がカナシスギル。

ケンエリが誕生したきっかけってのが、「もう一度ビクトリア大陸を冒険したい」「ドキドキハラハラなイエペペPTをやってみたい」だったワケですが。
臆病者なエリケンと違って、ケンエリの方は、まだまだ現役な「冒険者」みたいです。



でもね。
エリケンさんにだって、ワクワクドキドキは残ってます。
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鉾脳なBunzoくんが「当たらないよー!」と言うので、ビシャス戦で「あえて」墓を建立をして、お邪魔しました。「あえて」というのは真実ではありません。へへ。
それにしても、感動的なくらいに当たりませんでした。「カキーン、カキーン」と、鉄豚さんを相手に泣いていた幼い頃が懐かしいです。

いや、それよりも。
泣いていた幼い頃を懐かしむ前に、目の前にある仕事で泣きそうです。
あひゃひゃ。
帳尻って合うように出来てるものですね。
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by fabken | 2006-05-08 21:02 | ケンエリ